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開設時に必要なもの

開設時に必要なもの。
もちろんそれなりの資金は必要になります。

弊社の場合、4月15日法人化、6月1日独立型居宅介護開設です。その場合、4月~6月の給料はないですし、6月1日に新規利用者さんを担当することはできましたが、6月分の居宅介護支援報酬は月3万円くらいでした。その3万円が入ってくるのは、7月末になります。この期間はかなり厳しくなります。

私は居宅介護支援以外にアルバイトをしておりました(非常勤なので自由が効きましたが、常勤や管理者の場合160時間のしばりがあります。本業の支障がない範囲でないとアルバイトもできません)ので、なんとかその期間もクリアできましたが、アルバイトができない環境の場合、資本金からどんどんお金が減っていくことになります。ですので3年先のビジョンは立てておいたほうがいいように思います。

利用者さんが10名以上になるまでがかなり厳しかったなぁと振り返ります。同じ独立型ケアマネさんは3年くらいは厳しかったという方もあります。そして、3年というのはちょうど介護保険改正等があるため、改正はマイナスに出てしまうと独立型はとくに経営がぐらつきます。資金は集めれるだけ集めるというのがやはりベストです。
お金以外については、また次回報告させていただきます。
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開所直前にするべきこと

前回の記事とも少し重複しますが、開所直前にはお世話になった事業所等にとことんご挨拶をしていました。
市内の近隣の地域包括支援センターにも挨拶まわりはしましたが、反応はほぼゼロでした。
「独立型されるのですか…。大変ですね。」という返答ばかりでした(笑)。

新規のご挨拶に時間をとるくらいなら、過去にお付き合いある方々へきちんとご挨拶されたほうが私はよいと思っております。

弊社の新規利用者さんの紹介先を振り返ると…
・一番初めて担当した利用者さん→前職場のオーナー
・前職場でお付き合いあった事業所(訪問看護、デイ)
・おつきあいあったリハビリ病院

事業所開設2年後からは…
・家族さんからの口コミ
も増えてきました。

地域包括からは時々ご依頼ありますが、基本的には地域包括自体に居宅介護支援(ケアマネ事業所)が併設されていたりしますので、弊社にお話が来ることは少ないです。(土日対応しているので、平日仕事をされている家族さんが希望した場合は依頼が入ります)

あくまでも、弊社の場合ですので、独立型事務所がすべて同じ結果ではございませんのでご了承ください。
さて、上記をまとめると、明らかに以前からお世話になっていた方からの紹介が多く、一生懸命事業をしていると、いずれ口コミとして広がっていくことがわかります。またおつきあいいただく事業所は、基本365日24時間対応の医師、看護師ですので、弊社の理念と同じであり、急を要する末期がんの方への対応がスムーズに行え、チームケアがうまくいくためにご依頼いただけているのだと思っております。

大手の介護支援事業所の役割と、弊社のような小さな事業所の役割が分担されて、地域に根差していければ、事業開設はたいへん良いものとなります。

独立型事業所さんごとに理念は違うので、これが正解ではありませんが、弊社の場合、小さなのれんのまま味を落とすことなく、企業を拡大せず「独立型」を味わおうと思っています。

開所直前では、とにかくお金が飛んでいきます。弊社も30万円あった資本金がほとんどなくなったと記憶しています。パソコン、プリンターはもちろん、レセプト請求ソフトも必要になります。これも独立型だと極端に安くなる業者がありますので、またご縁がありましたら、ご案内させていただきます。
その他、1ヶ月のスケジュールホワイトボード、仕事携帯、もろもろ…。当初何を購入したかは別記事「大公開、お金のこと」で綴ってみようと思います。

弊社の場合6月1日の開所予定で、その3日前くらいに指定認可の賞状が届いたのですが、それまでは不安が大きかったです。認可下りたときは、相方のケアマネと大喜びでした。

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プロフィール

HN:
黒子ケア
性別:
非公開
自己紹介:
20年以上業界に関わらせていただき、現在は独立型のケアマネジャー事業に関わっています。中立公正が謳われている独立型という形がもう少し増えれば良いなと思い、参考ブログを立ち上げました。

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