独立型ケアマネジャー道
ご訪問いただき、誠にありがとうございます。
ここを訪れてくださった皆様は、多くの方が「独立型ケアマネジャー」に興味をお持ちでお越しいただいたかと思います。このブログでは、独立型ケアマネジャーの現状と課題を解説しながら独立型ケアマネジャーの卵を増やしていけるよう支援するホームページです。独立型ケアマネジャー開設に向けての少しの道しるべとなれば幸いです。
新しいチャレンジを私たちは応援します。くろこケア。
独立ケアマネジャーとは?
独立ケアマネジャーとは、一言でいうと『他のサービス事業所を併設しない形の単独型事業所』のことをいいます。
2010年秋に厚労省から公表されたデータでは…
・独立型ケアマネ(03年5.9%から09年10.5%)
・併設型で多いサービス(訪問介護49.2%、通所介護39.3%、ショート20.5%、訪問看護19.2%、通所リハ17.1%、特養16.1%等) 独立型は確実に増加していることが言えます。そして、併設型の場合、半数は「訪問介護」という結果です。 ちなみにその他ケアマネ関連のデータです。 ・全国の居宅介護支援事業所従業員81581人(常勤換算66209人) ※施設、地域密着型、包括含め。ちなみに、06年以降数字は伸びていないと書かれていました。
・ケアマネ一人あたりの利用者数(02年59.3人、05年37.6人、08年26.9人)
・ケアマネ試験合格者累計は年々増加。09年は49500人。
・保有者の6割が基礎資格介護福祉士。その他社会福祉士等含め、福祉系が大勢を占めるようになった。
・ケアプランに組み込まれるサービス種類(1種類38.2%、2種類29.3%、3種類19.8%。重度になると複数サービスを受ける割合が高い)
・施設ケアマネの勤務形態(常勤専従28.9%、常勤兼務63.8%等)(シルバー産業新聞2010年9月10日)
こんな感じでまとめられていました。 独立型が全国でわずか10パーセントという背景には、単独収入では、生計が成り立ちにくいという理由があります。事実、厚生労働省がまとめあげたデータでは、介護事業所別では「居宅介護(ケアマネ)」が一番の赤字となっています。単独採算が合わないので、「訪問介護」を併設せざるを得ないという結果が出ています。 「居宅介護支援(併設型も含め)」は、厚生労働省「介護事業経営実態調査(2008)によると…
収支差額 特養3.4% 老健7.3% 訪問介護0.7% 訪問看護2.7% 通所介護7.3% 等 どこも若干の黒字(介護業界自体儲からないことが出ている数字ですが…) 赤字に関しては、2事業形態であり、 小規模多機能型 マイナス8.0% そしてそれを大きく上回る赤字事業が 居宅介護(ケアマネ)事業 マイナス17.0% 他介護サービスと比べて断トツの赤字という結果です。併設の場合(例えば訪問介護事業や施設等)運営しながら、なんとかケアマネジャー事業所も保てているともいえます。
一方、私は経験ないのですが、聞いた話によると「担当している利用者プランはうちのヘルパーを入れろ」ということを経営サイドから言われることで、公平中立なプランが成り立たないという併設型ケアマネの苦悩を聞くこともあります。「居宅だけ赤字…、どないなってんの…」と毎日のようにパワーハラスメント的な嫌がらせをされ、辞めた人の話も聞いたことがあります。
介護報酬の問題のみならず、2000年民間参入によって起こった介護保険制度の様々な問題を抱えながら、わずか10パーセントの独立型ケアマネジャーという形態は、時代の潮流に逆らって突き進んでいるのかもしれません。
2010年秋に厚労省から公表されたデータでは…
・独立型ケアマネ(03年5.9%から09年10.5%)
・併設型で多いサービス(訪問介護49.2%、通所介護39.3%、ショート20.5%、訪問看護19.2%、通所リハ17.1%、特養16.1%等) 独立型は確実に増加していることが言えます。そして、併設型の場合、半数は「訪問介護」という結果です。 ちなみにその他ケアマネ関連のデータです。 ・全国の居宅介護支援事業所従業員81581人(常勤換算66209人) ※施設、地域密着型、包括含め。ちなみに、06年以降数字は伸びていないと書かれていました。
・ケアマネ一人あたりの利用者数(02年59.3人、05年37.6人、08年26.9人)
・ケアマネ試験合格者累計は年々増加。09年は49500人。
・保有者の6割が基礎資格介護福祉士。その他社会福祉士等含め、福祉系が大勢を占めるようになった。
・ケアプランに組み込まれるサービス種類(1種類38.2%、2種類29.3%、3種類19.8%。重度になると複数サービスを受ける割合が高い)
・施設ケアマネの勤務形態(常勤専従28.9%、常勤兼務63.8%等)(シルバー産業新聞2010年9月10日)
こんな感じでまとめられていました。 独立型が全国でわずか10パーセントという背景には、単独収入では、生計が成り立ちにくいという理由があります。事実、厚生労働省がまとめあげたデータでは、介護事業所別では「居宅介護(ケアマネ)」が一番の赤字となっています。単独採算が合わないので、「訪問介護」を併設せざるを得ないという結果が出ています。 「居宅介護支援(併設型も含め)」は、厚生労働省「介護事業経営実態調査(2008)によると…
収支差額 特養3.4% 老健7.3% 訪問介護0.7% 訪問看護2.7% 通所介護7.3% 等 どこも若干の黒字(介護業界自体儲からないことが出ている数字ですが…) 赤字に関しては、2事業形態であり、 小規模多機能型 マイナス8.0% そしてそれを大きく上回る赤字事業が 居宅介護(ケアマネ)事業 マイナス17.0% 他介護サービスと比べて断トツの赤字という結果です。併設の場合(例えば訪問介護事業や施設等)運営しながら、なんとかケアマネジャー事業所も保てているともいえます。
一方、私は経験ないのですが、聞いた話によると「担当している利用者プランはうちのヘルパーを入れろ」ということを経営サイドから言われることで、公平中立なプランが成り立たないという併設型ケアマネの苦悩を聞くこともあります。「居宅だけ赤字…、どないなってんの…」と毎日のようにパワーハラスメント的な嫌がらせをされ、辞めた人の話も聞いたことがあります。
介護報酬の問題のみならず、2000年民間参入によって起こった介護保険制度の様々な問題を抱えながら、わずか10パーセントの独立型ケアマネジャーという形態は、時代の潮流に逆らって突き進んでいるのかもしれません。
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自己紹介:
20年以上業界に関わらせていただき、現在は独立型のケアマネジャー事業に関わっています。中立公正が謳われている独立型という形がもう少し増えれば良いなと思い、参考ブログを立ち上げました。
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