独立型ケアマネジャー道

2年半ぶりの更新です♪
ご訪問いただきました皆様に感謝申し上げます。

久しぶりに近況をご報告します。
独立型も間もなく丸9年、10年目に突入します。

経営的には以前の記事にあるように儲かるという形態ではないのですが、何とか細々と地域貢献できています。独立型でも雇用していくことで会社は安定してくるのですが、私の理念もあり10年間、雇い入れは行っていません。独立塾という形で、必要あれば無料でノウハウをお伝えするという形にしています。過去にもご連絡をいただき独立型居宅介護支援事業所を開設された方がいらっしゃいます。お役に立てて良かったと思っています。

この2年半で利用者さんの担当数は大きく変わりありません。地域包括からもチラホラ依頼はありますが、圧倒的に多いのは『ターミナルに強い訪問看護、在宅医』と『過去担当された方の家族さん』です。基本的には24時間365日対応で動いていますので、末期がん等、緊急を要する対応を中心に医療職と連携をとっています。まだまだ土日や夜間に動ける事業所は少ないので、独立型という小さな会社でも十分需要があると思っています。また過去担当された方の家族さんが口コミで地域にお話しをしてくれたりするので、広告等をする必要もなく頑張れています。悪い噂も良い噂も広がるのは早いですから、おひとりおひとり真摯に担当させてもらい、実績を積み重ねていくことが大切。10年という月日で地が固まりつつあるのを感じさせてもらえます。

今後について…
4月から医療介護同時改正ですが、独立型みたいな小さな形は10年20年先の未来を予想図として描いておかないといけないと思います。それは会社の経営のみならず、自身の人生においての未来でもあります。

33歳で介護と育児のダブルケアが始まり、10年間、在宅介護をしてきました。分刻みで動いていた10年を振り返り、『ワークライフバランス』ではなく『ライフワークブレンド』という視点を手に入れました。政府は『働き方改革』に力を入れはじめましたが、人生はワークが先ではありません。ライフの中にワークがあるだけです。10年後20年後のライフを描いたとき、今どう働いていくのかがしっかり見えてきます。そして20年後、仕事に代わる何かを持っておいたほうが良いということも見えてきます。

このサイトをご覧の皆様はケアマネさんが多く、専門職ですでの私が言うまでもなく、インフォーマルな視点をエンパワしていくことは得意と思いますが(笑)

それでは、人生を楽しんでいきましょう♪

10周年記事では独立型ケアマネジャー事業の総括をしたいと思います♪
ご訪問ありがとうございました♪