独立型ケアマネジャー道
ご訪問いただき、誠にありがとうございます。
ここを訪れてくださった皆様は、多くの方が「独立型ケアマネジャー」に興味をお持ちでお越しいただいたかと思います。このブログでは、独立型ケアマネジャーの現状と課題を解説しながら独立型ケアマネジャーの卵を増やしていけるよう支援するホームページです。独立型ケアマネジャー開設に向けての少しの道しるべとなれば幸いです。
新しいチャレンジを私たちは応援します。くろこケア。
独立ケママネジャーのメリット・デメリット
あくまでも、私が感じたデメリット・メリットです。ご参考になればと思います。
<デメリット>
①金銭面
ケアマネ研修に行きますと、同業者から言われるのは、「独立でやっていけます?」「すごいですね」という声です。どんな研修に行っても間違いなく言われています。裏をかえせば、独立型では採算が合わないということになります。併設でヘルパーステーションがあるから何とかやっていけるという話も聞きます。
実際始めてみての感想としては、確かに税金を納めたり、社会保険は折半でなく全額消えていくことなど、支出は多いので、手元に残る金額はほとんどないと言えます。
私の場合、初期投資や借金がありませんでしたので、金銭面ではそんなに苦労しませんでした。
(金銭面については改めて、初期投資金額の公開をブログでアップしていきますので、どうぞお楽しみに(^^♪)
②社会面
組織で働いていた頃と比べますと、自己責任の元、動くことになりますので、ストレスが高くなる可能性もあります。また、後輩育成等を行う機会が減ったこともデメリットだと思っています。
③その他
「将来の不安」。これは会社経営をしている人すべてに共通することだと思いますが、長く存続することができるかどうかという不安はいつもあります。また介護保険制度改正度に、収支バランスの検討が必要になるので、将来介護保険制度が圧迫したときに大変だなぁと思います。
<メリット>
①金銭面
経費の扱いも自己責任で行うことになりますので、今まで自腹していた部分がしっかりと会社経費として算出していけることは大きなメリットといえます。その他、天引きされることなく働いた分だけしっかりと収入となりますので、将来設計が立てやすいともいえます。
②社会面
最大のメリットは、独立をしたということで、仕事のつきあいの幅が広がったことです。弊社の場合、顧問弁護士、顧問税理士を頼んでいますが、他職種との広がりは独立したからこそです。そして、サラリーマン時代は縦のつきあいでしたが、今は横のつながりが強くなったということです。
③その他
デメリットを含めても、結果的には私は「独立ケアマネ」という形をとって良かったと思っています。その一つに
「中正・中立」の位置づけのケアマネジャー業務において、独立している形はとても理想だと思うからです。他の記事にも記載しましたが、(利用者が選ぶのではなく)経営者が「併設のヘルパーを使いなさい」と威圧されるという話を聞いたことが1回や2回ではないです。
多くのケアマネジャーさんの悩みでもあるのかなぁと考えたりします。もちろん利用者さん、家族さんの書類上の手間を考えると「併設型」が悪いとも言えませんので、私は正直なところ、『「独立型」「併設型」どちらも大事必要派』です。ただ、「独立型」が日本全国に1割というのは少なすぎると思いますし、「併設型」ケアマネさんの何割かは、「独立型」に興味をお持ちの方が多いという事実もあります。このサイトをご覧いただいている方は、特に強く感じているのではないでしょうか…。
「独立型」に興味がありながら、介護報酬等のネックがあるからできないという場合が多いと思います。このサイトはその部分を少しでもオープンにし、きっかけづくりになればと思って綴っているものです。
そして、もう1点は、『フリー』であるということ。厳密にいうと、独立型居宅介護は相方の妻が会社社長として立ち上げています。そして、私は役員に入らず「介護フリーランサー」として、居宅介護の顧問的な役割と介護保険外の取り組みを仕事としてさせてもらっています。
ですので、独立型ケアマネともまた違う働き方ですが、一番感じることは、サラリーマン時代よりもたくさんの時間ができたということです。それまでひどい時は月400時間働いたときもあったのですが、フリーになってからは、「仕事の中の生活」から「生活の中の仕事」に変わりました。
もっといえば、イクメンとしての時間もたっぷりとり、親の介護もすることができる環境ができました。介護も育児も仕事も…「両立」に苦しむのではなく、「一体化」した…そんな生活にガラッと変わったといえます。
雇われ管理者の頃と今を比較すると、今までは経営者に勤務表を提出し、事細かく報告しないと疑われることもありましたが、今は「勤務時間は自分でしっかり管理することとなり、それは誰にも指図を受けないで、1日24時間の仕事配分もしっかりと自分で選択できるということができています(もちろん、居宅介護については、県に届出した営業時間に合わせた勤務になると思いますが)。
他にもメリットはあるのですが、今日はこのあたりでまとめさせていただきます。
上記のあたりが私にとっては最大のメリットだと思っています。<デメリット>
①金銭面
ケアマネ研修に行きますと、同業者から言われるのは、「独立でやっていけます?」「すごいですね」という声です。どんな研修に行っても間違いなく言われています。裏をかえせば、独立型では採算が合わないということになります。併設でヘルパーステーションがあるから何とかやっていけるという話も聞きます。
実際始めてみての感想としては、確かに税金を納めたり、社会保険は折半でなく全額消えていくことなど、支出は多いので、手元に残る金額はほとんどないと言えます。
私の場合、初期投資や借金がありませんでしたので、金銭面ではそんなに苦労しませんでした。
(金銭面については改めて、初期投資金額の公開をブログでアップしていきますので、どうぞお楽しみに(^^♪)
②社会面
組織で働いていた頃と比べますと、自己責任の元、動くことになりますので、ストレスが高くなる可能性もあります。また、後輩育成等を行う機会が減ったこともデメリットだと思っています。
③その他
「将来の不安」。これは会社経営をしている人すべてに共通することだと思いますが、長く存続することができるかどうかという不安はいつもあります。また介護保険制度改正度に、収支バランスの検討が必要になるので、将来介護保険制度が圧迫したときに大変だなぁと思います。
<メリット>
①金銭面
経費の扱いも自己責任で行うことになりますので、今まで自腹していた部分がしっかりと会社経費として算出していけることは大きなメリットといえます。その他、天引きされることなく働いた分だけしっかりと収入となりますので、将来設計が立てやすいともいえます。
②社会面
最大のメリットは、独立をしたということで、仕事のつきあいの幅が広がったことです。弊社の場合、顧問弁護士、顧問税理士を頼んでいますが、他職種との広がりは独立したからこそです。そして、サラリーマン時代は縦のつきあいでしたが、今は横のつながりが強くなったということです。
③その他
デメリットを含めても、結果的には私は「独立ケアマネ」という形をとって良かったと思っています。その一つに
「中正・中立」の位置づけのケアマネジャー業務において、独立している形はとても理想だと思うからです。他の記事にも記載しましたが、(利用者が選ぶのではなく)経営者が「併設のヘルパーを使いなさい」と威圧されるという話を聞いたことが1回や2回ではないです。
多くのケアマネジャーさんの悩みでもあるのかなぁと考えたりします。もちろん利用者さん、家族さんの書類上の手間を考えると「併設型」が悪いとも言えませんので、私は正直なところ、『「独立型」「併設型」どちらも大事必要派』です。ただ、「独立型」が日本全国に1割というのは少なすぎると思いますし、「併設型」ケアマネさんの何割かは、「独立型」に興味をお持ちの方が多いという事実もあります。このサイトをご覧いただいている方は、特に強く感じているのではないでしょうか…。
「独立型」に興味がありながら、介護報酬等のネックがあるからできないという場合が多いと思います。このサイトはその部分を少しでもオープンにし、きっかけづくりになればと思って綴っているものです。
そして、もう1点は、『フリー』であるということ。厳密にいうと、独立型居宅介護は相方の妻が会社社長として立ち上げています。そして、私は役員に入らず「介護フリーランサー」として、居宅介護の顧問的な役割と介護保険外の取り組みを仕事としてさせてもらっています。
ですので、独立型ケアマネともまた違う働き方ですが、一番感じることは、サラリーマン時代よりもたくさんの時間ができたということです。それまでひどい時は月400時間働いたときもあったのですが、フリーになってからは、「仕事の中の生活」から「生活の中の仕事」に変わりました。
もっといえば、イクメンとしての時間もたっぷりとり、親の介護もすることができる環境ができました。介護も育児も仕事も…「両立」に苦しむのではなく、「一体化」した…そんな生活にガラッと変わったといえます。
雇われ管理者の頃と今を比較すると、今までは経営者に勤務表を提出し、事細かく報告しないと疑われることもありましたが、今は「勤務時間は自分でしっかり管理することとなり、それは誰にも指図を受けないで、1日24時間の仕事配分もしっかりと自分で選択できるということができています(もちろん、居宅介護については、県に届出した営業時間に合わせた勤務になると思いますが)。
他にもメリットはあるのですが、今日はこのあたりでまとめさせていただきます。
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独立ケアマネ
私も独立ケアマネを考えていますが、やっていけるのか不安で踏ん切りがつきません。今後も情報をお願いします。
- avie
- 2011/08/20(Sat)18:52:17
- 編集
Re:独立ケアマネ
コメントありがとうございます。
普段の業務が忙しく、なかなか更新できていませんが、何かお役に立つ情報発信ができればと思っています。不定期で訪問いただければ幸いです。
普段の業務が忙しく、なかなか更新できていませんが、何かお役に立つ情報発信ができればと思っています。不定期で訪問いただければ幸いです。
- 2011/08/21 21:27
無題
はじめて見させてもらい、参考になりました。一年後居宅からはじめて訪問看護もやりたいなあと思ってます。まず、独りで経営が安定した方がいいですよね。自宅でも可能でしょうか?また、見させてください。
Re:無題
コメントいただき、ありがとうございます。自宅での開設は都道府県により異なりますので、一度お問合せいただくことが良いかと思います。多くの自治体で自宅兼事業所は可能のようですが、昨年より権限移譲があったので、条件は厳しくなってきているように思います。従来でも、自宅兼の場合は扉を別で作る必要があったり、私物と疑われる展示は撤去だったり色々厳しいようです。経営ビジョンにつきましては、独立で安定した方が次を考えやすいとは思いますが、独立型が一番経営しづらいという側面もあります。3年経過しても、月10万円以下の収入のケアマネさんも少なくはありません。一番参入しにくいため今でも全国で1割ほどの独立ケアマネということになっているのが現状です(^^♪安定という部分だけで考えますと独立型居宅介護よりは他の事業のほうが展開はしやすいと考えます。もちろん現状として、2.5人のしばりがあるため、職員給与を考えると居宅が一番入りやすいとは思いますが、訪問看護もしばり撤廃に力を入れている市町村もありますので、今後注目ですね。また、お気軽にご相談ください(^^♪
- 2013/01/27 22:14
カウンター
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黒子ケア
性別:
非公開
自己紹介:
20年以上業界に関わらせていただき、現在は独立型のケアマネジャー事業に関わっています。中立公正が謳われている独立型という形がもう少し増えれば良いなと思い、参考ブログを立ち上げました。
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